昨日に続いて、Adobeネタ。
ということで、Adobe Creative Cloudをアップデート完了させました。んだから、Photoshop CCの次にヘビー使いしているLightroom CC君の名前が妙な感じになっていました。
Lightroom Classic CC
ええ。はい?
Lightroom CCはどこへ行った?
と思ったら、それはそれでちゃんとあるし。
本当は起動したところを出したかったけど、まるで悲劇のような私のぐっちゃりなCloudストレージの中身は見せられない!
ということで、Lightroomが分裂しちゃいました。
この状態を要約してみましょう。
「Lightroom CCとは、AdobeのCloudストレージを写真の保存先とし、Lightroomがインストールされたすべてのデバイスで同じように調整できる」
もうひとつ。
「Lightroom Classic CCとは、従来のコンピューター上で動くアプリケーション」
ということのようです。
んんん、確かに、iPhoneのアプリにLightroomがあって、アプリでRAWデータ撮影とかできるし、そのまま調整して現像なんてことができたよ。できたけど、そこまでクラウドベースのサービスって必要なのかな。
まぁ、私の方針として「新しいものを批判しない」があるんですが、こればっかりは言いたくなってしまう仕様変更というか。確かに、分かるよ。今後の展開としてクラウドの重要性とか利便性とかね。わかるけど、「今」それが必要なのかはわからないというか。まぁ、提案されたんだから、使ってみるけどさ。根本的にデータのストック先がクラウドでしょ。しかもAdobeの。で、今まで通りのサブスクリプションプランの「フォトプラン」とかだとストレージ容量が20GBで、10TBまで増やせるよって話だけど、増やしたらそれはそれでお金かかるじゃんw
いやいやいやいや。待て待て、それ以前に、SONYの高画素RAWデータをクラウドへぽんぽんあげるって、非現実的なんですけど?
例えば10GBのデータをアップするのに、何時間かかる?
その前にそれやったら、ISPから「きみきみ、アップロードで使いすぎているから注意するよ。守れなかったら、解約だかんね」って怒られるって。
一応Adobeの説明を読むと、「どのデバイスでも手軽に編集」「簡単に整理」「安心のストレージ容量」「簡単に共有」あたりが新しいLightroom CCのセールスポイントのようです。もちろん写真を読み込めば、高次元な現像処理ができます。今後スマートフォンカメラによるRAWデータ撮影が増えていくことはわかるけど、それってどうなん?
多分ですが、Cloudに作品を入れておいて、各種SNSなどへシェアしていくためのハブアプリとしたいんでしょうけど、最終的な調整をかけるような写真はPhotoshopでやるし、つまり、RAWデータの現像だけで終わらないってことね。
んじゃ、クラウドへストックして、その整理を任せるアプリケーションだ、ってんなら、Bridgeのクラウドアプリケーションを作ってもらえたらそれでいいと思うんだけどな。
ということで、新しいクラウドがベースラインとなっているLightroom CCは、きちんと使ってみてその用法要領などを見極めたいと思います。
注:後からブログ更新の回
今どき10GB程度でISPから怒られることはないと思います。
誰しもPCで何十GBのゲームをダウンロードする時代ですし。
詳しく調べていないので、今はもしかしたらそうかもしれませんね。
ただ警告が出るのは、ダウンロードじゃなくて、アップロードの場合が厳しいかな。
昔何度か1日20GBぐらいを納品でアップロードして、ISPから「使いすぎです。今度やったら通信止めるよ」って警告書と確認書へサインしろってのが来たことがあります。