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「せってみろ」って何?

「せってみろ」って何ですか?

私の故郷は、長野県長野市です。

長野県は日本で4番目の大きさ。県を地域ごとに「北」「中」「南」「東」に分けて、長野市辺りを「北信」、松本辺りを「中信」、伊那辺りを「南信」、軽井沢辺りを「東信」と呼んでいます。

その北信辺り、んー、正確に言うと北信でももう少し北方面の方言に「せう」という言葉があります。端的に訳すと「言う」とか「話す」です。まぁ、長野市辺りで「せう」を使う人はほぼいませんが、意味はわかります。

で、北信地区のこの方言を使った言い回しに、次のような文があります。

 

「せったか、せわねか、せってみろ」

 

標準語に訳すと「言ったのか、言わなかったのか、言ってみろ」という問いただす命令文ですね。実際にはもう少し長文でして、次のように言います。

 

「せったかせえば、せわねせうし、せわねかせえば、せったせうし。せったか、せわねか、せってみろ」

「言ったのかって言えば、言わなかったって言うし、言わなかったのかと言えば、言ったと言う。

(一体どっちなのか)言ったのか、言わなかったのか、言ってみろ」

 

という、面倒臭い話です。状況としては、親が言い訳をする子供との対話の中で、「さっきは僕がやりましたって言ったろ?違うんか?」と問い詰める感じですかね。ただ正直なところ、私は長野に住んでいた人生の中で、こんな言い方を言われたことはありませんw。しかし、方言の文章として「せったかせわねかせってみろ」というのが例文として登場します。

 

ということで、このブログのタイトル「せってみろ!」というのは、「言ってみろよ!」と自分が自分に向かって鼓舞するような意味ってことです。