えー、写真術がデジタル化して「あ!裏蓋開けちゃった!」というような失敗から撮影したフィルムをパーにするようなことはなくなった代わりに「あ!データを消しちゃった!」というような失敗で全てを失ってしまうことというに対してリスク管理が必要になりました。
記録メディアを2枚入れることができるカメラが増えたことにより、リスク管理フローも変化しつつあります。しかしながら、ダブルスロット仕様のカメラとは全ての自分が所有するカメラに対して言えることではなく、根本的に「撮影したらバックアップ」ということは、引き続き重要項目であります。
私の基本としては、撮影開始から完了してスタジオへ戻るまで、「メディアは抜かない」と「カメラ本体で消去しない」を実践し、早めにパソコンを経由して複数のバックアップを作ることです。
このことは、メディア(私の場合はSDカード)が大容量となったことで実現できるようになったと言えます。10年ぐらい前のメディア容量が少なかった時は、エプソンのフォトビューアーという液晶画面とバッテリー付きモバイルハードディスクという商品を使って、現場バックアップをしていました。これらはすでにディスコンですが、今欲しいなぁと思うようになってしまったのです。
ディスコン製品を渇望してもしゃーないので、現代風になんとかならないかとヲタクらしく考えました。それがこちらのFacebookの投稿です。要するに、モバイルWiFiルーターにSDカードリーダーと外付けHDD(またはSSD)を接続して、コピー命令と移行後の確認をiPhoneでできれば良いのではないか、というコンセプトです。理想を言えばモバイルWiFiルーターにSDカードスロットがあれば接続機器がひとつ減る、接続がUSB3.0ならば高速処理できるじゃん、と思ったのですが、すでにモバイルWiFiルーターという製品群もオワコン気味な感じで、「これだ!」ってガジェットは発見することができませんでした。
んならば、いっそのこと新しいiPad Proは、容量も大きくなったし、USB Type-C接続になったし、いいじゃん。というオチになってしまいました。あはは。
そんなこんなを考えていた時に、写真家の岡本浩孝さんとのやり取りで、「中嶋さん!理想に近いものが発売になりましたよ。即ポチしました!」とメッセージが来ました。それが、これ。
LaCie 2TB DJI Copilot BOSS Hard Drive
岡本さんより写真提供です。
製品名に交錯感あるのですが、LaCieでは「DJI Copilot」としているようなので、以下はそのように書きます。
岡本さんから「いい感じでーす!」という連絡を受けまして一通りメッセンジャーで盛り上がってしまったのですが、「いや、これはインプレッション動画を作るべきでしょう」という提案を私がしまして岡本さんも快諾くださいまして、あ、この時点が12月30日でして、12月31日にWeb会議の方法で(岡本さんは愛知県、私は長野県在住なので)動画を作成し、年末年始を使って編集して、年明けにYouTubeで公開しました。ふう。
1本目はこちら。
2本目はこちら。
岡本さんには超絶細かくDJI Copilotの仕様を熱く語ってくださいましたので、大変長い動画でございます。1本目が30分越え、2本目がなんと1時間越えという。
バックアップをなんとかしたい、旅行に出かけるけどメディアがたくさんあるわけじゃないしノートPCを持っていくのは重いし、なんてことをお考えのみなさまにお薦めのDJI Copilotについて深く知ってください。
次のブログに続く〜。