もうちょっと引っ張るYouTube生放送ネタ。
いわゆる「撮って出しJPEG」(私はこの言葉が大っ嫌いw)、正確に言うと、「カメラ内で撮影時にセットしたパラメーターによって撮影後にカメラ内で現像処理して作成されたデータのJPEG形式保存」のデータも可能な限り参加者からRAWデータと一緒に送ってもらいました。
んで、ライブ中継で、ほぼ初見で、RAWデータを調整して行ったのですが、その調整した写真を比較したいと思います。カッコ内は事前に「この写真をこうしたかった」という希望をいただいた部分です。
私の夕焼け写真(オレンジと青をダイナミックに)
Oさんの写真(凄いアンダーで撮ってしまった写真をなんとかしたい)
Wさんの写真
Yさんの写真(オーバーの写真ってどうにかできますか?)
M-1さんの写真
M-2さんの写真
Kさんの写真
M-3さんの写真(霞でもやっとしてしまった)
Tさんの写真(アンダーで撮ってしまった)
Kさんの写真(自分で調整したけど、もっと肌色を健康的にしたい)
という10点でした。
放送内でも喋りましたが、RAWデータの現像処理は、「その後Photoshop等で調整加工する際に最適な素材としてデータを仕上げておく」という意味合いが強いと私は思っています。実際にLightroomで完結することもありますし、もっとPhotoshopで追求する必要がある場合も多いです。
また改めてSONYのカメラが光を受け止める幅がめちゃめちゃ広くていいなぁ、と感じました。カメラ内生成のJPEGデータだと、自分で(あるいはオートでカメラが)決めた露出の範囲で「ばすっ」っと階調を汎用のコントラストで切り出しちゃいます。でもRAWデータが秘めている能力はかなり高いですね。
アンセル・アダムスの言葉ではないですが、「RAWデータは楽譜、RAWデータ現像処理とPhotoshopはオーケストラ、自分はそれらを操る指揮者」ですね。
追伸
たくさんのリクエストをいただいているので、生放送の第二弾はいつやろうか考え中です。