定期出張の日でした。出張はだいたい電車を利用しています。んで、今日の車掌さんのさりげない動きに感度したので、アップしておこうかと。
検札で来た車掌さんは見た目からしてベテランさんの様子でした。私の手前改札した人へも特急券を購入した人への乗車案内も、笑顔が素晴らしい。で、私の番。切符を渡すと、特急券に検印を押すわけです。
次の瞬間、たまたま視線を向けていた私の目に飛び込んできた光景に、目を見開いてしまたっのです。それは車掌さんの手元で発生しました。検印後に一枚をくるっとひっくり返して、私へ返してくれ他のでした。
ん?と思いましたが、即、ああ、判子のインクで万が一私が汚れないための気遣いだと察しました。
JRが判子の検札を導入した時、JRの要望として特殊インクの開発があったことは、当時何かで読んで凄いなと思ったものです。切符に対して文字がクリアで、簡単に落ちないでいて、速乾という今までのインキとは違うものだったはず。
で、この所作はマニュアルなのかと、乗り換えた電車で、あえて検印を必ずする切符を上にして若い車掌さんに渡すと、印をしたままで返却されました。あぁ、私は意地悪だw
なるほど、あの車掌さん独自の(じゃないかもしれないけど)気遣いだったと思い直して、また感動!
追伸:速乾だけど、その車掌さんの行為が素早すぎて、印が若干滲んでいるのは愛嬌だなw